デザインテクノロジーDESIGN TECHNOLOGY

フォーリーブスの装置デザインを支える 3つのデザインテクノロジー
それは数え切れない経験と実績に培われた実践的な合わせ技術です

最先端のR&Dを支えるには目的にベストマッチする実験装置を最短時間で開発する必要があります。私たちフォーリーブスはこれを可能にする3つのデザイン技術を持っています。 フォーリーブスでは「もの作りの基本は品質」という認識に基づき、1996年世界品質保証規格であるISO9001の認証を取得。総合品質管理システムにおいても世界レベルの企業に成長したいと考えています。

  • センシング技術

    20年ほど前にそれまでのトランスジューサに代わりセンサという呼び名が使われ始め、現在では産業界におけるセンサは最も重要な位置を占めるまでに至っています。
    私たちはこれとほぼ時を同じくしてセンサと付き合いはじめました。当初はガスセンサの専門メーカーであるフィガロ技研の応用製品・設備開発などを担当、この経験を通し多くの化学及び物理センサ、そしてその後FAの花形的な存在となったメカトロセンサなどの応用技術を蓄積してきました。それらは今やフォーリーブスのデザイン技術の中核をなすセンシング技術として花開いています。
    私たちの開発装置の中には必ず一つはこのセンシング技術が活かされているといっても良いと思います。

  • ハイブリッド加工技術

    私達は物作りにおいて、どんな材料を選ぶかが最も重要なポイントだと考えています。単に強度だけではなく、耐熱・耐圧・耐蝕・耐酸その他あらゆる要素を含めて検討する必要があります。
    そして次に重要なことは、各々の材料に最も適した設計と加工の技術です。これらに磨きをかけるのは広範な経験とそれによって得られる知識の積み重ねです。金属専門の技術者は樹脂が弱く、その反対に樹脂専門の技術者は機械加工が弱いという事例をよく目にします。
    私達フォーリーブスではすべての材料についての正しい知識を持ち、その加工技術全般を知らなければ一人前の技術者とは考えません。多種多様な科学装置の開発・製造を通して今まで以上に、より広い材料技術・材料加工技術を獲得したいと考え努力する毎日です。私達が目指すもの、それは全べての材料にわたるハイブリッド加工技術です。

  • フレックスデザイン

    できた装置が依頼者の意に添わなかったり、あるいは使いづらいものだったりするのは何故でしょう?それはデザインのスペックの中で使用者のイメージ・使われるシーンなどに関する内容の絞込みが不十分だからだと私達は考えます。
    これを防ぐ為にフォーリーブスではフレックスデザインと呼ぶ方法を確立しています。その第一はインタビューです。堅苦しいスペック会議ではなく、インタビューという形式により依頼者・設計者が創意工夫を出し合うことができます。
    第二はイラストイメージです。これは開発スペックの概要が出揃ったところで、私達から完成装置のイメージをつかんでもらえるようテクニカル・イラストを提示、これをもとに実際の使い勝手、スペックの漏れなどの最終チェックができます。 第三はレビューです。これは開発依頼からスペック取り決め、そして試作・完成までの重要ポイントでデザインの見直しを行います。これにより途中の問題もすべてデザインに反映させることができます。